美術館について

はちすば通り

美術館の周辺には、良寛にゆかりのある場所が点在しており、それらを結ぶ小さな道は「はちすば通り」として整備されています。徒歩でめぐることができる範囲に、良寛の晩年を伝える史跡が集まっています。

通りの先にある隆泉寺には、良寛とその弟・由之(ゆうし)の墓があります。そのすぐ近くにある木村家は、良寛と貞心尼が出会った場所とされ、良寛はこの家で最期を迎えるまでの数年間を過ごしました。

宇奈具志神社は、良寛が子どもたちと遊んだり、夏の日に涼を求めて訪れたりしていた場所です。妙徳寺には、良寛の弟子・遍澄(へんちょう)の墓もあり、師から弟子へと続くつながりを今に伝えています。

良寛の里美術館は、こうした周辺の史跡とともに、良寛の晩年をたどる起点のひとつとしての役割を担っています。作品にふれ、その足跡を歩くことで、地域に根ざした良寛の暮らしや人となりをより身近に感じていただけます。